pingsongさんの日記

<< 北京(ベイジン)ラブストーリー第6話 北京(ベイジン)ラブストーリー第8話 >>
北京(ベイジン)ラブストーリー第7話 閲覧:513回 2011年12月17日(土)
「指名はいりまぁ〜すっ!」

日本にいても、ここ中国にいても、ハードなビジネスを終えた後のビジネスマンは、一時の癒しを求めるものです。
そのビジネスがハードで有れば有るほど、心は荒んでいくものです。
たとえ一滴の水滴でも、触れた瞬間、あっという間に染み渡り、荒んだ心は癒されていくのものです。

出張3度目にして、4回目のドアを開けると、
そこはもう、見慣れたお店。

「いらっしゃいませ〜。」

本当にここは北京か?
女の子達が声を揃えてお出迎えの声を上げる。
先に入っているお客のカラオケの歌は、そう古くはないJ-POP。
お客と女の子の会話はまごう事無くニホンゴ。
繰り返しますが、本当にここは北京か?北京なのか?

今日は平日なのに、かなりお客が多い。
一人で入った私は、カウンターに通される。
店内を見渡すと、見慣れた顔もいるけど、知らない顔も多い。

チーママがボトルを出して来て、水割りを作ってくれる。
このボトルは「しゃちょうさん」が入れたボトル。勝手に飲んでます。
遅れてママさんが挨拶に来てくれる。

「今日、忙し、ごめなさい。ソファー席すぐ空く、そしたらすぐ移るね。」

そう言うと、忙しそうに他の席へ、そして、入れ替わりに別な女の子が。
なんか、せわしない。
それに、リンリンが、、、、来ない。

正直言って、リンリンに会いに来たようなものなのに、何故かそれを言い出せない。
言葉にできない。
別に、中国語で話す必要も無いから、緊張する事も無く、日本語で言えばいいのに。
でも、照れて「リンリンは?」と言い出せない自分がいる。

今日のミッションは、
リンリンに梁静茹の「情歌」を歌ってもらいたい。
出来る事なら、デュエットしたい。
そのために密かに練習して来たのに。
リンリン、お休みなのでしょうか?
だとしたら、癒しどころか、やさぐれてしまいそうです。

悶々としながら、ボトルの焼酎(それも「いいちこ」!)はどんどん減っていくのでした。

その頃、ひとりマッサージ屋に向かったぐーちゃんは、

足つぼでもなく、オイルマッサージでもなく、
カッピング(ガラスの丸い小瓶を真空にして毒素を吸い取る、あのカポッて言うやつ)
をやってみたいと、それ専用の人を指名していたのでした。

つづく
日記リストに戻る
Erlang さんのコメント 2011年12月18日 01時22分
ぬん さんのコメント 2011年12月18日 10時23分
mingfu さんのコメント 2011年12月20日 14時19分