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「ホァンチィェン in 天津」
夢のような一夜が明け、今回も、朝から市内散策散歩です。
それにしても、天津は寒い。内陸の北京より、海に近いためか、風の冷たさは、殺人的なものがあります。
でも、昨夜のムフフな事を思い出し、ハートウォーミングなお散歩です。
ふらふらと歩いていると、何となく見慣れた通り?
なんと、前回来た天津伊勢丹があるじゃないですか!
それで、土地勘も何となく分かりました。この近辺では、通勤者が多いせいか、屋台もイッパイあります。
今回は、お好み焼きみたいなのをいただいてみましたが、やっぱり焼きたてのアツアツは美味いっ!
他にもいろいろあったのですが、それは次回のお楽しみにしました。
なんたって、これから、仕事で何度も来る事になるだろうし、もしかしたら、1ヶ月くらい、長期滞在ってこともあり得るんですから。
さて、今日は、今回のメインイベント、設計説明会への出席の日。
アテンドに、松ちゃんを頼んであり、11時にホテルまで迎えに来てくれる手はずになっています。
そう言えば、会場でエイチダに借りたお金を返さなくちゃいけないから、換金しよう。
昨日、空港で換金しているんで、2000元はあるのだが、念のため、もうちょっとしておこう。
ホテルの前は、ちょうど「中国商工銀行」。
噂では、市中の銀行で換金した方が、レートがいいとか、手数料取られないとか、、、、。
ちょっと怖いけど、一度チャレンジしてみよう。
入り口には「Exchange」のマークもあるから、大丈夫でしょう。
中に入ると、造りは違うけど、仕組みは日本の銀行とそう変わらない様子です。でも、ガタイの大きい警備員がジロジロ見ている。
そいつらに声をかけるのは、オッカナカッタので、スーツにネクタイのビシッとした人に、声をかけてみた。
「、、、、、???」
なんて声をかければいいの?
「アー、エクスチェンジ、プリーズ?」
とりあえず、英語もどきで話しかける。
相手は、意味は分かったようだが、なぜか、困った表情。
中国語で、何か言っているが、さっぱり分からない。
ゼスチャーで、何かを見せろ!と言っている様子。
あっ、パスポートか。
パスポートを渡しても、なぜかその場で眺めていて、さらに何かを見せろって言っている。
両手の人差し指と親指で四角を作って、「カッ、カッ」
何言ってんだ?
ああ、カードを作るのかって聞いてるんだ!
「いえいえ、カードはいらないデスよ。両替したいだけですよ。」
、、、違うみたいだ。
ん、商工銀行、あっ、会社の取引と勘違いしてるんだ!
とりあえず、名刺をよこせって言っているのか。
名刺を渡すと、やっと納得した様子。
でも、俺、個人的に両替したいだけなんですが、、、。
彼は、私のパスポートと名刺を持って、どこかへ行ってしまった。
なんか、想像と違う展開。
しばらくして戻って来た彼は、他に数名の行員を引き連れていました。
私は取り囲まれ、なんやかんや、さっぱり分からない中国語で質問攻めを始めました。なんなんだ、これは!
ここまでして、やっと彼らは私が中国語を話せない事を悟ると、(もっと早く分かるでしょっ)彼らの最終兵器を出してきました。
「Can you speak English?」
1人の若い女性行員が英語で話しかけてきました。
「Oh! just little bit」
ここは、英語でも何でもいいや。どうせしゃべれないから。
私と彼らは、これで問題解決だ、と和やかな笑顔に包まれました。
が、その英語を喋る女性行員は、私を奥に連れてゆくのです。
私は銀行の2階の貴賓室の様な部屋へ案内されたのです。
いや、やっぱりなんか勘違いしている。
俺は、たったの一万円を両替したいだけなんですよ。
それを伝えたいのだが、悲しい事にそれを伝えるすべを私は知らない。
(中国語、勉強しなきゃ、、、。)
貴賓室で待たされていると、彼女は、飲み物まで出してくれました。
また、白湯でしたが、、、。
そして、いかにも準備ができました、と言う感じで、また別な部屋へ案内され、そこは、テレビドラマで良くある、刑務所の面接室みたいな所、豪華でしたけど。
正面ガラス張りで、向こうに、行員がいて、パスポートをチェックしている。一万円を出すと、何かパソコンで一生懸命に調べている。
とにかく、緊張しているせいか、取り調べを受けている感じ。
でも、英語通訳の行員は私のそばにずっと付き添ってくれていて、
「なんか、大げさですよ!」
って、表情を見せると、
「何も心配しなくてもいいですよ。」
って表情で、ニコニコしていてくれる。
でも、意思疎通は出来ていない。
私の中で、非常に不自然な時間が流れてゆくのでした。
結果、無事一万円は、850元くらいに換金されました。
所要時間は、1時間20分。
銀行を出ると、既に松ちゃん、お待ちかね。
「行ってくれれば、私が両替したものを。」
そうですね、でも、何事も、経験ですから。
これでまた一つ、中国通になったと思います。
ちなみに、その後、何度も両替をしてるのですが、5万円両替した時も、貴賓室に案内される事はありませんでした。
つづく
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